2005年05月16日

価格コム、サイバーテロが与える影響

5/11価格COMがサイバーテロ被害で、サイト閉鎖になってしまいました。
アクセスした人のパソコンにもウイルスが感染するというショッキングな内容です。

インターネットビジネスにおいて、価格というのは重要なファクターの1つです。
価格コムは、商品を、価格順に表示させ、どこのネットショップが一番安いかを調べる事ができます。オンラインショッピングで価格コムを、日常的に使っている人も多いと思います。

今回の事件は、日常生活に直結した所でおこったために、購買者に与える心理的影響が心配されます。

特に、楽天や、ビッターズなど大手ネットショップの人気商品を見ると、ダイエット関連や、お菓子、ファッション、化粧品、雑貨など、女性が好んで買うものが目につきます。この事件を見て、女性がどう思うか、、、というのが、ネットショップの売り上げに大きく影響を与えるのではないでしょうか。

■対策方法■
価格コムのサイト上の記事を転記させていただきました。

この改ざんにより、何者かが当社サイトを媒介としてウィルスソフトを無差別に送りつけ、
当社サイトを閲覧されたお客様がウィルスファイルを取込んでしまった可能性があります。
判明しているウィルスは「trojandownloader.small.AAO」「PSW.Delf.FZ」の2種類であり、
アンチウィルスソフト「NOD32」にて対処可能な事を確認しております。

NOD32アンチウイルス体験版ダウンロード(Windowsユーザーのみ)
http://canon-sol.jp/product/nd/trial.html

上記サイトを訪問し、且つ、何か異常を感じた場合は、上記ソフトにて、対策される事をお勧めいたします。
posted by 羊羹にお茶 at 05:25| Comment(3) | TrackBack(5) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月13日

イー・アクセス、ホリエモンに会社売っても良い発言に対する考察

イー・アクセスは12日に開かれた、2004年度(2005年3月期)の
決算説明会において、敵対買収があった場合ホリエモンに会社を
売ってもいいとの発言をし話題になった。
この発言の真意及び、同社のおかれている現状について考察を
行った。

まず、本題に入る前にイー・アクセスという会社がどういう経緯
でできたのか、当時のインターネット事情も含めてまとめてみた。

■インターネットの普及とイー・アクセス

イー・アクセスは、ホールセールスの草分けとして知られている。
ホールセールスとは、ADSL事業者(NTT)と提携しているプロ
バイダー事業業者の事をさす。
ホールセールスは、自前の専用回線網を持たない代わりに、
サービスを、
プロバイダ事業に集中できるため、結果的に、NTTなどの回線
業者よりも低価格でインターネットに接続できた。
さらに、当時としてはめずらしく常時接続定額制という方式を
とっていた。

当時、インターネットは、NTTの従量制が主流で、
料金定額のホールセールスは、儲からないというのが業界関係
者の一致した見解であった。
イーアクセスは、この状況を打開すべく、現在の社長である
千本氏がおこした会社である。
イーアクセスに代表されるホールセールス型は、料金が高い
NTTを尻目に首都圏で爆発的に普及していった。

このように、ホールセールス型が爆発的に普及したのは、
2つの要因が考えられる。

1つは、ユーザー層の間でも、常時接続定額制を望む声が
非常に多かった事。

2つは、時をほぼ同じにして、ホールセールスに参入して
きたヤフーBBがいた事である。

2社の競争がユーザーを巻き込み、ホールセールス型は大
きく成長する事となる。
この結果、日本国内のインターネット利用者は、飛躍的に
増加し、日本は、アジアで最もインターネットが普及する
国へ変わったのである。

■ヤフーとイーアクセスのビジネススタイルの違い
このように爆発的に普及していったホールセールス型であ
るが、ヤフーとイーアクセスは、ビジネスの手法は全く異
なっていた。
ヤフーは、オークションサイトの運営など、コンテンツに
大幅に力を入れたが、イーアクセスは、ハードウエアの充
実に力を入れて、純粋に回線屋としての事業に徹した。
この結果、イーアクセスは主力事業のADSL加入者数は
35万4000回線増の185万回線と順調に伸び(2005
5/12) 2004年に早々と事業の黒字化に成功した。
なお、AOLを買収する事によりはじめたコンテンツ事業も、
AOLの会員数が31万40000となり、コンテンツ事業での
成果も着々と上がっているように見える。
(AOLとして3年ぶりに加入者数が純増するといううれ
しい知らせもかなった。)

一方、年平均1.6%のADSL解約率が、四半期ごとに若干増
加する傾向が出ているほか
2004年第4四半期(2005年1−3月期)の加入者数の伸びは第
1四半期の16万9000回線を大きく下回る、2万2000回線に留
まった(なぜ、こうなったのかについては後述)

■イーアクセスの損益状況
このような好条件が重なる事により、
2004年度年間の売上高は579億1000万円(前年比152%)、営
業利益93億1000万円(225%)、経常利益80億7000万円(297
%)、純利益93億5000万円(496%)と、大幅な増収増益を果
たした。

■ホリエモンに売っても良い発言
このような状況の中で本題である「ホリエモンに売っても
良い」発言がなされた。
http://ascii24.com/news/i/mrkt/article/2005/05/12/655816-000.html
より、発言内容を正確に引用しておく

(引用はじめ)
イー・アクセス代表取締役会長兼CEOの千本 倖生(せんもと
さちお)氏は、ニッポン放送とフジテレビを例に上げながら
「経営陣をプロテクトするという意味での御策は世界の基
準から見たらとんでもないこと」と指摘。
“ホリエモン”ことライブドア(株)の堀江 貴史(ほりえた
かふみ)氏などにも言及しながら「企業の価値を高めるよ
うな買収者が出たときには経営陣はすみやかに譲るべきだ」
と述べた。
(引用終わり)

このように発言する背景については、先に述べた、高い収
益性に対する自信を表すものだと思われる。
企業の価値を高める新規経営陣であれば、歓迎するという
姿勢は、逆説的には、自らの企業がいかに優秀であるかを
表しており、買収できるものなら買収してみろという強い
意志が感じられる。
 これは、株主への強烈なアピールとなり、ストップ安と
なった5/12の株価とは一転、5/13は急激な上昇となった。
実績に基づいたパフォーマンスが大きな効果を上げたもの
と思われる。

■イー・アクセスに忍び寄る陰
 ところで、業績好調なイーアクセスであるが、この好調
が将来にわたり続いていくのかと言うと、そうともいいき
れないようだ。
この件について、カーライルのイーアクセス株大量売却事
件を例に説明しよう。

これは、2004年6月に、イーアクセスの第4位株主で
あるカーライルが、イーアクセスの発行済み株式数の
12.7%である3万2699株を売りに出した事により、
株価が大幅に下落した事件である。

なぜ、彼らはこのような行動をとったのだろうか?
これについて、非常に興味深い解説をみつけた。

詳しくはこちらをみてほしい。
http://ma-investment.com/archives/2004/11/post_15.html
かいつまんで説明すると、

 この時期、日本国内において光通信網が大幅に整備され、
光通信回線利用者が激増する兆しがあったのである。
 通信インフラがADSLから光に変われば、ADSLを
メインとしているイーアクセスの業績は、今後大幅に悪化
するのではないか?
 カーライル側は、この事をみこして、利益が最大の今こそ
売りに出すチャンスと考え、大量売却に踏み切ったという
のだ。

 確かに、イーアクセスの業績が好調なのは、
事実である。しかし、現状を考えると、
この仮説は非常に真実みがあるのではないだろうか。
 イーアクセスの業績が急激に悪化するとは考えに
くいが、光通信が彼らの大きな脅威と
なっている事は疑いもない事実である。

ところで、イーアクセスには、ADSL以外にも、
もう一つの切り札がある。
1.7GHz帯での携帯周波数免許の取得に向け、5月に
は富士通(株)や米ルーセント・テクノロジーズ社と
ともに、1.7GHz帯を利用したW-CDMA(FDD方式)の実
証実験を開始する。というものだ。
移動体通信は7兆円もの巨大なマーケットであるが、
これはまだ、許可申請を出し、エントリした段階で
あるので、本当に割り当てが来るとは限らない。

いずれにしても、ADSLは今後縮小(どの程度に
なるのかは分からないが)に向かっていくと思われ
るので、この事業の成否がイーアクセスの今後の業
績を大きく左右するのではないだろうか。

posted by 羊羹にお茶 at 11:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月11日

尼崎脱線事故(民営化反対について考える)

 http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/4068189
 で、大事故が発生したのは民営化によるためだという意見が出た事に対する反論が展開されている(詳細は上のサイトで確認してほしい)。
 これは、極論だと思うし、上のサイトで言われているように、すり替えの議論だと思う。しかしながら、こういう意見がまかり通るというのも事実だ。安全システムにかける予算が民間企業では得られないからという事が、この意見の論拠のようだ。なるほど、確かに安全システムの問題があったのも事実だろう。

 しかし、それ以上に、問題ある運転者に業務を任せた業務責任の方が大きいのではないだろうか。事実、事故当日の運転手の精神状態には、かなり問題があったと思う。こういう運転手に運転を任せた事がそもそもの問題ではなかったのか。この辺の事は、業務引継ぎの時や、日常業務時での彼の素行をよく見ていれば、なんらかの対策を打つ事ができたのではないだろうか。
 
 JRは親方日の丸気分がぬけなくて、ついつい仕事の手を抜いてしまったというのならあまりにも情けない話だ。これをシステムのせいとして全てかたづける事は簡単な事かもしれない。しかし、同じ事故を二度と起こさないためには、安全管理の見直しと責任の所在をもっと明確にするべきではないだろうか。


 
 

 
 
posted by 羊羹にお茶 at 09:34| Comment(0) | TrackBack(2) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月10日

やっぱり情報の壺は危うい

 はずかしながら、これってもしかして儲かるかもしれない、、、と思ってしまった自分が情けない。うすうすは、これって、ねずみ講かなぁ、と思ってはいたが、僕の見た記事には5/1から始まりました。まだまだ儲かりますよなんて、刺激的な事が書いてあった。危うく1000万儲かりそうになったが、踏みとどまってよかった。踏みとどまった理由は、全く同じHPをプレゼントしてくれる、、、という、うれしいような、うれしくないような記述と、情報の壺で検索をかけると同じサイトが山のように出てくるからだ。

 でも、検索エンジンにここまでヒットさせるには、まがい物でも売れる理由があるからだと思う。1000万という甘い言葉もさる事ながら、3000円という価格設定が大きく関係していると思う。これがもし、5000円だったら、買う側としては、システムの信頼性とか効果を期待するし、逆に1000円だったら安すぎて効果がないんじゃないかと考えてしまうからだ。3000円というのはまさにベストプライスだと思う(ほめてどうする)

 しかし、500円で10万人にメールが出せますといううたい文句が書いてあるにもかかわらず、情報の発信源であるメールマガジンについては一切ふれられていないのは、失敗だったと思う。僕はこの記述を見て、「未承認広告」を思い出してしまった。



posted by 羊羹にお茶 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(1) | 時事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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